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乳酸菌は古くから健康をサポートしていた

乳酸菌発酵は、代謝によって乳酸を作り出す細菌類を利用して行われます。
そんな乳酸菌発酵を利用して作られた発酵食品は、世界中に様々な種類のものが存在しています。
それはなぜかというと、乳酸菌発酵によって発生する乳酸が雑菌の繁殖を抑えることで保存性が高まるからです。
そしてそれだけではなく、私たちは昔から乳酸菌によって健康をサポートしてもらっているのです。

ブルガリア地域に住んでいる人々が長寿であるのは、ヨーグルトを常食することで腸内で発生する有毒ガスが抑えられるからだ、という研究結果がまとめられたことをきっかけに、今やヨーグルトは世界的に健康に良い食べ物として認識されるようになっています。

日本でも鮒寿司という昔ながらの発酵食品が琵琶湖地方にありますが、これは昔から体の調子が悪いときに食べると良いとされていたそうです。
風邪をひいたときにはお茶漬けにして食べると良い、といった具合に言われており、健康食品のような形で取り入れられてもいたようです。

こうした発酵食品は、何も日本やヨーロッパに限ってあるというものではなく、世界各国にその地域に特有の発酵食品が存在しています。
つまり、人間は乳酸菌発酵の仕組みということを科学的に理解し始めるよりもうんと前の段階から、乳酸菌発酵を自然と行いその恩恵を受けてきているということになります。

伝統的な和食も、ただ単にヘルシーというだけでなく、発酵食品をたくさん利用していることがわかります。
ご飯・味噌汁・漬物というような簡単な食事であっても、味噌汁の味噌や漬物などは発酵食品です。
また、ご飯もお弁当で持っていく際におにぎりにしている場合には、米のデンプンと塩と手の常在菌によって乳酸菌発酵することがわかっています。

このように、乳酸菌発酵は非常に古くから利用されており、身近にある伝統的な食材の中にも豊富に含まれていて、私たちの健康に役立っているということがわかります。